『『真夜中の物語』展』
『 』展
2018.11.2 - 2018.11.5
[WEST 1-B]
毎回様々なテーマを取り扱う展示企画『 』(かぎ)展が現在開催中です。
今回は真夜中の物語をテーマに描かれた総勢8名の作家による作品が展示されています。
各々の作家の目を通して描かれた『真夜中』をぜひご高覧ください。
"真夜中"というとあなたは何を思い浮かべますか？
皆が寝静まった夜中は恐ろしくありながらどこか安心感に包まれます。
会場内では様々な"真夜中"が様々な手法によって表現された作品が並びます。
それはキャンパスにアクリルだったり、水彩やペン画、はたまた立体だったり。
どの作品にも共通するものは真夜中独特の緩やかな時間が流れているということ。
そのゆったりとした流れを持つ作品達を前に、日々の喧騒で騒めきたっていた心が凪いで
ゆきます。
ワイシャツ一枚をさっと羽織り、ぼさぼさの髪でこちらを遠くから伺う女性。
近くによると顔を隠し、足元しかみせてくれない。
そんな彼女はまるで夢遊病者のようでもあり、現実と非現実の間をふわふわ漂う不安定さ
どうしても惹きつけられます。
夜の梢の間を浮遊するなにか、星のベッドに横たわる天使、真夜中の秘密の出来事を覗いてるような、子供のころ覗いてはいけないものを見てしまったような、そんなちょっと
した背徳感を感じます。
会期は本日まで、どうぞおこしくださいませ。
●出展作家●
荒川理
有坂彩
稲垣望実
カドスケ
佐々木なつみ
とちこ
とみながゆき
新川紗恵
『 』展 公式ツイッター：@kagiten
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