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はちみつ展 『はちみつ企画合同写真展 -sun-』


はちみつ展
『はちみつ企画合同写真展 -sun-』
2018.9.16-2018.9.24
WEST 2-A

今年もこの写真展の季節がやってきました。
SNSなどで集まった有志によるグループ写真展『はちみつ企画合同写真展 -sun-』が開催中です。







今回のはちみつ展は3回目ということにちなんで、テーマは”sun”。
夏の終わりのこの時期にはふさわしいテーマのもと、それぞれが作品を持ち寄っています。

おまるさん/東京寫眞日和さんによる花火をモノクロームで捉えた作品。
夏の夜空に咲く色とりどりの花火をあえてモノクロームで表現することにより、まるで銀河のような光を放っているように見えます。宇宙です。


by Tani

おとなりに目を移すと清涼感漂うポートレイト作品があります。
ポートレイトと一口に言ってもいろいろな見せ方がありますが、ただ真正面から人物を捉えるだけでなく、ときには風景や断片的なカットを織り交ぜることで、より人物の持つキャラクターが引き立ちます。

sunというテーマを太陽のような笑顔と解釈した作品。
夏の終わりにぴったりです。




今回の企画展で中心を担ったはちみつさんは表情の異なる美しい風景写真を出展。
それもただの風景写真ではありません。

実際に展示された作品をぜひ見て欲しいのですが、たとえば画像右上の作品。
星空と夜の花畑が重なり合っています。

「太陽によって生み出される光」を風景に重ね、テーマである”Parallel world”を表現。三者三様の平行世界を描いています。




壁展示だけでなく、ブックで参加されている方は4人。
そのなかの一人、kikuikeさんはDFGの企画展#filmisnotdead(これ来年もあるのでよろしくお願いします)にも出展されており、あっと驚く作品を展示されていました。

今回このはちみつ展でもあっと驚くブック作品を出展。曰く「大人が本気出したらこうなる」という力作。一枚一枚のページが厚紙で、作品点数は多くはありませんがブック自体はとんでもなく分厚いです。写真は画像のような海辺でのシーンで象徴されるように、太陽の柔らかい光をフィルムカメラで収めた作品が収録されています。こちらも必見です。


この記事で紹介した作品はごく一部ですので、会期も長いためぜひ一度足をお運びください。会場では本展示の出展作品をまとめた図録も販売中です。お手にとってご覧ください。


【 展示スペース WEST 2-A 】


written by isaka