ミミナリミミ / 春野至
『うれないダンス』
2018.3.12 - 2018.3.14
at WEST 1-A
多摩美術大学で学ぶミミナリミミ/春野至さんの展示。
写真とイラスト、異なる個性をうまくミックスさせてコラボレーション展示のような、コンセプチュアルな展示となっております。
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「うれない」には売れない、熟れない、憂ない、と三つの意味を含み、未熟ながら可能性を込め、「ダンス」のような眼を離したすきにくるくると変化する様をイメージしました。
現在の私のできるすべてを詰め込んでみようと思います。
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WEBスケジュールに掲載のステートメントより抜粋。
売れない、熟れない、憂ない、この三つの言葉にはどれも「不完全」というニュアンスが内包されています。この何ものにもなっていない、繊細で不安定な時間に踊る少女がイラストと写真で表現されています。
展示はイラストと写真で構成されています。一見二人展のように見えますが、、、
ここ最近めっきり暖かくなってきて、桜の季節ももうすぐそこまで来ています。
そんな時期にぴったりな作品。
チェキって、もともとは友だちとの思い出を気軽に残せる即時性の高いカメラでしたが、っこ最近は独特の風合いと縦長のフォーマットがデジタルネイティブの世代にも受け入られて、写真作品のメディアとしても有効活用されていますね。
DFGではグループ展などたびたび参加されているミミナリミミさんの作品。
いままで少年モチーフのイラスト作品のイメージがあったのですが、こちらの作品は繊細な少女モチーフの作品。なんだかいろいろなストーリーを想像させる構図です。
背景には春を想起させる桜の写真が。桜と百合、美しいです。
女子高生シール、良い。
ノートや手帳に貼りたくなるポップさです。
ここまでご紹介してお気付きの方もいるかと思いますが、イラストを「ミミナリミミ」、写真を「春野至」という名義で、それぞれの作品を制作しています。メディアによって二つの異なる名前を使い分けているんですね。
小さい空間にギュっと個性が凝縮されたこの展示、明日までの開催となりますのでお見逃しなく！
ミミナリミミ
https://twitter.com/miminari_zzz
春野至
https://twitter.com/hrn_itr
【 展示スペース : WEST 1-A 】
