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アートはどこでだって表現できる!ランドアート作家Part2




VALLEY CURTAIN ?Photo:Wolfgang Volz

出展:http://christojeanneclaude.net/projects/valley-curtain#.VYYW-1XtlBc

前回に引き続き、屋外の様々な場所にアートを持ちこんだランドアートの先駆者たち
Part2でございます。後半では4人の作家をご紹介いたしますよ〜。

アートはどこでだって表現できる!ランドアート作家 Part1
http://designfestagallery-diary.blogspot.jp/2018/01/landart.html


それではどうぞ!

マイケル・ハイザー


Double-Negative_blogDouble Negative
出展:http://tsuchiyastudio2011ma.blogspot.jp/

24万トンの土を取り除き、大地に2本の切り込みを入れた作品。
作品が巨大なだけに、おのずと自然のとてつもない広大さを感じます...!
大掛かりな作品ですが俯瞰で見た際の、自然が何気ない表情で鎮座しているという
温度差はおもしろさのひとつ。
航空写真で見たら何が何だか分からないのが実際のところかもしれませんね...汗



アナ・メンディエタ


無題
出展:http://www.hirosecollection.com/blog/wp/post.html

身体そのものをも素材に使う「シルエッタ」シリーズ作品。人が大地に生かされている
という神秘性と人間の持つ汚さを同時に感じるのは私だけでしょうか...。
ちょっと安っぽい見た目とは裏腹に、実は綿密な理論のもと構成された作品は
コンセプチュアルアートならでは!尊敬すべき女性作家。



アンディ・ゴールズワージー


Rowan Leaves & Hole
出展:http://www.morning-earth.org/ARTISTNATURALISTS/AN_Goldsworthy.html

自然物に手を加えて作られる彫刻作品、その繊細さと儚さに美を感じます。が、なんといっても
その色味が見どころ。鮮やかな色が特徴的な作品たち、全て自然の色だからすごい。
よう見つけてきたなぁ!って思います。恒久性のない儚い作品ですが生き生き感が
ありますね!

アントニー・ゴームリー


ANOTHER PLACE
出展:http://www.antonygormley.com/show/item-view/id/2298/type/solo#p3

ランドアート台頭・全盛期とは少し年代がずれる作家ですが、自然の中に置かれる
インスタレーションは秀逸かつ造形自体も超クール!画像の作品は鉄製の人型 彫刻。
時の経過と共にどんどん錆びていきます。変化が作品の目的とも達成ともなっていて、
どれだけ良い状態に保てるかが勝負という、美術品保存の概念に反比例した
おもしろ作品です!



まとめ〆


いかがでしたでしょうか。現在はもっと多様化しているランドアートやインスタレーション
作品ですが、これらの作品、30、40年以上も前に行われていたものあります。

ちなみにみんなてきとーに作ってると思ったら大間違い。彼ら、構想力と全員ドローイングレベル半端ないのでぜひ平面作品もチェックしてみてください!

Part1もあわせてご覧下さい☆
アートはどこでだって表現できる!ランドアート作家 Part1
http://designfestagallery-diary.blogspot.jp/2018/01/landart.html

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