hima:// KAWAGOE
『性的殺意 COLLECTION BLUE 先行受注会』
会期:2016.8.14 - 2016.8.16
イラストレーターhima://KAWAGOEが贈るドメスティックプロダクトブランド
“性的殺意”は、hima://KAWAGOEのイラストレーションから着想を得、
イラストレーションを使用せずにその世界観を再現するブランドです。
コレクションは特定の時期ではなく随時発表。
トライ&エラーでオンデマンドプロダクトの現在を追い、
小ロット制作ながらもマスプロダクト特有の”良さ”を研究し続け、発表しています。
約4年振りのご出展です、hima:// KAWAGOEさん。
当時よりイラストレーションという枠組みにとらわれず、
グラフィック・プロダクトデザインといった、
視覚から脳に訴えかけるを主に作品を展開なさっていましたが、
時を経て、その鋭利さも、規模も拡大、拡大。
今回は、プロダクトブランド「性的殺意」としてのご出展です。
Model 水野しず Photography ののみ |
死なない。
買った人、身につけた人がそんな気持ちをしまえるような。そんな物を作りたい。
"かわいい"を0.03mmで纏って殺意を中出しする。
誰にも言えないそんな気持ちがあるならば、こっそりと、
ブックカバーの裏側に隠せばいいよ。それでも堂々と、電車の中で読めばいい。
そうとも知らない人達に、自分の"隠したナイフ"の存在がバレないように。
性と殺意を同時に感じる時があったら、なんとなくSEiTEKiSATSUiを身にまとって、
自分なりの意味を作って、あの人の前で笑ってみせてよ。
ブランドのコンセプト、その文章の端々に現れる、
子供っぽくて、無邪気で、残酷で、強そうで…というイメージ。
このイメージを手に入れる、イメージをまとうことを可能にするのが、
本ブランドであると考える。
さて、ご説明が遅れましたが、
性的殺意 COLLECTION BLUE 2016-2017 のアイテム名をご覧ください。
「ライクメディカルネックウォーマー」
「クリーンルームチュニック」
「花束のワンピース」
「合法ピストルのクラッチ」
言葉の組み合わせ、言葉と素材の組み合わせ、
ともにフックのきいたラインナップである。
衣服(アイテム)をまとうことで、着用者はパラメータを向上させることができる。
そんなテレビゲーム的な見方が、
勝手ながら本ブランドのイメージにぴったりだと思う。
「ライクメディカルネックウォーマー」
名の通り、医療用品をベースになった作品。
本来、それは首への負担を軽減させる目的である。
本作品は、素材感も外見にも遊び心を加えられ、
着用者はこのアイテムを装着することで、
パラメータを上昇させ得るだろう。
(それは主に精神の補強を意味する)
上記でご紹介した「ライクメディカルネックウォーマー」は、
9月より価格改定を予定されているということで、
現価格で購入出来る貴重な機会でございます。
また作家様とお会い出来る機会でございます。
装飾としてのアイテム、
防具・武器としてのアイテム、
両概念を備えたコレクション。
今を生き抜く為に、装備してみませんか?
p.s
個人的には「クリーンルームチュニック」が好き。
それを着て、家の外にでかけるだけで、
どっかの病棟から抜け出した患者に、なれる・見られる。
そんな光景を、ふと見かけてみたい。
(ぱんだ)
hima:// KAWAGOE
『性的殺意 COLLECTION BLUE 先行受注会』
会期:2016.8.14 - 2016.8.16