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玉川大学 美術部 『しりとり展』

「ゴリラ」久米 理沙


1、2年の部員:計7名で活動中
玉川大学 美術部による展示会です。
会場は EAST : 304 スペース
展示タイトルは『しりとり展』

「絵しりとり」を、各部員たちの自由に表現した作品で表してみました。
すべての作品によって、ひとつの「しりとり」が完結しています。
どの作品がどの作品へとつながることでこもしりとりが完成するのか、
探しながら、芸術的な絵しりとりを楽しんでもらえればと思います。



「ラベンダー」千葉 静波

展示会場入ってすぐに飾られていた作品は、
「りんご」をモチーフにした絵画作品でした。
「しりとり」から始まったということですね。

その左隣に展示してあったのが今作品。
「ゴリラ」から続き「ラベンダー」


「だんご」日高 紬

しりとり、やはり序盤は王道ですね。
この辺りの流れまでは、自分がしりとりをやる場合と酷似してます。
それにしても作品で「しりとり」をすると、
言葉で綴る以外の情報も付随して、
遠くの世界に連れて行かれるようです。


「五線譜」田野倉 ぬい

とうとう作品は二次元から飛び出しました。
寝かせられた作品を上部から撮影した写真。
奥行きのある五線譜とト音記号。
この上にオタマジャクシみたいな音符が寝かされて、
音を奏でる準備がなされるのでしょう。


「ふぐ」佐久間 研吾

五線譜の流れを継承し、
ふぐに到着致しました。
ふ、、、ぐ?

蛙みたいな肌色、目つき。
想像上の生物ならばサハギン。
打ち上げられた彼、その正体は!?




「しりとり」という縛りを設けたにせよ、
手法もコンセプトも作品毎に縛られたりはしない。

自由でありながら、部員同士の作品を繋ぐ手法として、
しりとり というアイディアはなるほどと思わされた。


玉川大学 美術部 『しりとり展』
会期:2016.2.9 - 2016.2.14