A・P・B-Tokyo とは
A(avant garde)・P(performance)・B(brothers) である。
舞台とは異なる空間での、一日限りの“舞台美術展”です!
ごつごつとした石ころのなかに佇むお地蔵様。
あの石の塔は、誰かが泣きながら積み上げたのだろうか。
真っ白な風車は赤、青、緑に染められ、遠く聞こえるお経の音に揺れているかのよう。
振り返れば、いくつもの柱時計と古ぼけた人形達に見つめられている。
ここはあの日の我が家か。それとも。
詩人・劇作家である寺山修司作品を主に上演されているA・P・B-Tokyoさん。
先日のデザインフェスタvol.41にはシアタースペースへご出演いただきました!
室内は寺山作品でもおなじみの「恐山」の風景が描写されています。
来場者の入室にあわせて、学生服姿の団員さんが、詩の朗読をし、ボールと戯れ、
祈りをささげる、などのパフォーマンスを入れ替わり立ち代わり行っていきます。
決して広くはないスペースの中で、限られた空間を活かした演出、さすがです!
主宰は演出家であり俳優もつとめる浅野伸幸さん。
今年は旗揚げ15周年を迎えます。
原宿が恐山になった日記念に、一枚撮らせていただきました。
撮影のご快諾、ありがとうございました!
劇場にとらわれず様々な場所を舞台にしてしまうA・P・B-Tokyoさん。
次は一体どんなことが起こるのか…今後の活動にますます注目です。
詳細はホームページにて。ぜひチェックしてみてください!
【劇団☆A・P・B-Tokyo】
■今回ご出展いただいたスペースはこちら
WEST 1-C