日本児童教育専門学校の絵本創作専攻科を卒業した、三人によるグループ展です。
学校に居た時から仲が良かったのですが、三人で展示をやるのは初めてだそうです。それぞれ別の機会での展示経験者であるmaiさんとあすみさんが「展示を一緒にやろう」と話し始め、「それなら一緒に」とこれが初展示となるそがさんを誘ったのだそうです。
まず、maiさんの作品を紹介します。
ぱきっとした色合いで、子どもや動物が描かれています。
テーマの「一瞬」とは「ひととき」と読み、かけがえのない日々のいっしゅん、ひとときをそれぞれが絵で表現しています。
カラー作品の色使いが印象的ですが、モノクロ作品もあります!
展示の話をしていた時に、あすみさんが「モノクロ作品も出したい」という話をし、全員モノクロも出す事になったのだとか。
あすみさんの作品です。
「モノクロも出したい」と言っただけあって、とても存在感のある作品です。
夜の片瀬江ノ島駅、二匹のペンギン。江ノ島水族館から脱走して何処かへ行くのでしょうか。とても静かな絵なのに、創造力の膨らむ情景です。
あすみさんの絵には、何処かに星が描かれているそうです。それを聞いてから、必死になって星を探してしまいました。自分で見つけられると、達成感があるんですよ!楽しい!!
あすみさんのfacebookはこちら。
そして、そがともみさんの紹介です。
冒頭にも書いた通り、そがさんにとっては初の展示。感想を聞いたところ「(色んな人に見て貰えて)楽しくなってきました!」とのこと。それを聞いて、私まで嬉しくなってしまいました。
一番印象に残った絵が上の絵です。色をほとんど使わずに、こういう温かいタッチの絵を表現しているところに驚きました。その感想をぶつけたところ、「すごく苦戦しました。モノクロを描くことは決まっていたから挑戦したけれど、何枚も描き直しました」という返事が返ってきました。でも良い意味でそういう苦労を感じさせない、ほんわかした絵です。
展示は今日から一週間、17日までになります!
DF STAFF KOZUE