駒澤大学写真部 卒業生によるグループ展
koma photo +
EAST : 303 にて開催中
スペースの中央部には何も置かない。
壁に飾られた写真だけにスポットを当てる。
落ち着いた空気の中に、
景色の断片が並ぶ。
コントラスト、高めの写真の割合が大きかった。
見せたいと思う対象とそれ以外の対象との区別。
時にはそれらがせめぎ合い、強固な画面作ったりもする。
また、正方形に切り取られたキャプションボードも空気に合っていた。
数センチ四方のかわいらしいボード上に、
ちょこんと。
被写体との距離感も、程よく確保されており、
鑑賞者の私たちは、傍観者の一人になれる。
タイトルが無くても聞こえて来る作品の声。
それは喧騒のようなもの。
視覚情報から生まれる、言葉にはできないもの。
それを多分に含んだ写真展。
展示期間 : 2013年02月23日(土)-24日(日)
(ぱんだ)















