WEST 1-Aにて開催中の
野津 浮丹花 『テン展』を紹介します。
武蔵野美術大学、女子美術大学、
多摩美術大学に通う4名による展示です。
まず最初に目に入るのは
横一列に並べられた6つの丸。
タイトルもそのまま『○○○○○○』
色や微妙な形の違い。
あるものは太陽のようであって、
あるものは月のようであって、
またあるものは地球のようであって。
実際は何なのかはわかりませんが、
それぞれの奥深い色合いから
壮大さを感じずにはいられない作品です。
紅で描かれた着物を纏った女性の後ろ姿。
作品に目を凝らして見ると
無数の丸で構成されていることがわかります。
丸の大きさや密度の違いによって
作品の陰影を作り出しています。
こちらの二作品にも
丸が多数用いられています。
一方こちらの作品は、
緻密な線により描かれています。
無数の線が織りなす繊細な世界。
親子と見られるペンギンたちは
一体何を覗き込んでいるのでしょうか。
日章旗とモノクロで描かれたオオカミの融合。
先程のペンギンの作品同様、
こちらの作品もとても緻密。
これはぜひとも実際に見て頂きたいです。
和紙に描かれたこちらの水墨画。
濃淡をつけられた墨の色が奏でる
グラデーションが美しい作品です。
こちらの展示は14日(金)までです。
ぜひご覧ください。














