タイトルの『キュートでるん♪』からしてかわいいです。うきうきします。
展示コンセプトに「デコベアはファブリックより１つ１つ手づくり。
マカロンカラーのデイジーレースをヘッドアクセサリーやボディに施して、乙女心をくすぐる甘めのデコラティブな仕上がりに。」とあります。
マカロンカラー、デイジーレース、ヘッドアクセサリー、こうした言葉に乙女心をくすぐられました。
見てください、このディスプレイ！そしてこのデコレーションされたベア達を！全部Nathalieさんの手作りです。おリボンも布から作っているんです。生地もかなりこだわっていて、ドイツの輸入ものやプラダから出ているものなどを使っているそうです。
小さなベアです。女の子にはまつげがついていて、こんなに小さなベアにもついています。
関節にはばねが入れてあるため、動かすことが出来ます。そのため、小さいベアは作るのが大変だそうです。ベアが入っているバッグも手づくりです。
かわいさの追求ゆえに、表情やしぐさにこだわっています。
こちらのベアもしぐさにこだわりを感じます。また、瞳と鼻で表情が変わるため、かわいく見えるよう何度も付けかえることもあるそうです。
こちらのベアのまつげはオレンジです。絵の具やマニキュアでは色が定着しなかったため、スプレーで着色したそうです。
男の子です。とにかくデコレーションが楽しいというNathalieさん、最近はより多くデコレーションできるため、ほとんど女の子を作っているそうです。
このベアの首についている革のアクセサリーは、使わなくなったバッグについていたものだと言います。使えるものは余すことなく最後まで再利用する、江戸時代の悉皆屋の仕事を思い出しました。
こちらのベアの着ているレースのドレスも、使わなくなったクロワッサン用のバスケットについていたものを活用したようです。このベアのために買ってきたかのようにぴったりですね。
Nathalieさんは元々ベアが好きで、中高生の頃から自分のサインにはベアを描いたりしていたようです。その頃からテディベアを集めていて、今では50程コレクションしているそうです。
自分で作り始めたのは二年前に愛犬が亡くなってからだと言います。
これからはもっと小さなベアや、ベアのみならずペット用の装飾品なども作っていけたらとおっしゃっていました。
初めての展示は今年の7月で、今回は二回目とのこと。これから活動の幅を広げていくのを、楽しみにしております。
DF STAFF KOZUE
