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佐藤ひろみとPINMY倶楽部

 佐藤ひろみとPINMY倶楽部
   2015.12.20 - 2015.12.26

気持ちを明るくして、元気にしてくれる“ピンク色”。
女性の「生」と「性」をテーマにしたピンクのアーティスト 佐藤ひろみさんの作品たち。
本日は佐藤さんの衣装をまとったPINMY倶楽部の皆さんが、原宿のまちを
ウォーキングします!
(写真は12/23のウォーキング参加者の皆さんです)




「ピンクは女の子の色」 。
肯定否定はあるでしょうが、多くの人が共通でもつイメージだと思います。
佐藤さん自身も最初は女性を表す色として衣装を身に着けられたそうですが、
今はピンク色自体のもつ明るい元気なイメージを表現のテーマとされています。

すらりとのびた脚、豊かな乳房、ふっくらとしたお尻、女性器のモチーフ。
展示作品には女性のシンボルを表現したもの、花やジュエリーなど女性を連想
させる作品がならびます。
これだけオープンに表現されていますが、佐藤さんの作品にはいやらしさや性別を
否定するようなネガティブな印象はありません。
“女性”というものをポップなデザインで表現し、考えさせる作品となっています。

今年の6月に亡くなられた、佐藤さんのお父様のために描かれた作品。
ユリやランなど白色の多い仏花の影響もあり、淡く柔らかな色づかいとなっています。
その時期は気持ちも落ち込んでしまい、派手な色が使えなかったそうです。
感情と色が密接に関係していることを実感させられるエピソードです。

ふだんは図工の先生をされている佐藤さん。
(佐藤さんの授業、ぜったい楽しいですね!!)
仕事と両立して、作品制作のほか美術協会の事務局長や海釣りサークルの部長など
日々忙しく活動されています。

最初、服飾作品は着るためのものではなかったそうです。
知り合いの方にすすめられ、愛知万博で着用したのが始まり。
はじめは「恥ずかしいからイヤ」という気持ちが強かったそうですが、衣装を見た
人たちの反応や感嘆の声を聞き、だんだん気持ちに変化が起こったそうです。
いまでは一緒にウォーキングする仲間も増え、男女問わずピンクの衣装を身にまとい
パフォーマンスを行っています。


ウォーキングで使用する衣装たち。
ドレスや帽子の組み合わせは自由、衣装にあわせてメイクもばっちりします。
衣装を着た皆さん、今日もすてきな表情で出かけられました。
青空にピンク色、とてもきれいでした。

昔、ピンク色があまり好きではなくて意識的に避けていたことがあります。
色が嫌いというよりは「女の子だから」という枠にはめられているのが
イヤだったのかもしれません。
まだ少し気恥ずかしいけれど、いまでは好きな色のひとつです。


ピンク色の団体を見つけたらぜひお話ししてみてくださいね。
元気がもらえること間違いなしですよ!

http://www2.tbb.t-com.ne.jp/pinmy/index.html


【出展スペース:EAST 202】
DF STAFF nakagawa